万博コーヒーセミナー(ルワンダ)体験記

はじめに

9月末、大阪万博に行ってきました。
来場者数がその日なんと24万人もおり、会場はどこも人でいっぱいでした。

その中でアフリカ諸国のパビリオンが集まる「コモンズ-A」の建物を見て回っていると、ルワンダによるコーヒーセミナーの宣伝を発見。
係員にダメもとで「空きはありますか?」と聞いたところ、奇跡的に枠が残っており、運よく参加することができました。
ここでは、そのセミナーで学んだ知識をまとめます。


コーヒーの基礎知識

コーヒーの産地とルワンダの紹介

コーヒーは、北緯25度から南緯25度の赤道付近に広がる「コーヒーベルト」と呼ばれる地域でしか生産されません。

ルワンダのコーヒーは、火山灰土壌による水はけの良さと豊富なミネラル、さらに丘陵地帯が生む昼夜の寒暖差によって、糖分の豊かなコーヒー豆を育てることができます。


コーヒーの構造

コーヒーはフルーツで、完熟するとサクランボのように赤くなります。
この果実を「コーヒーチェリー」と呼び、その内部の種子が私たちが知るコーヒー豆です。
チェリーから豆を取り出し乾燥させる工程を「加工」と呼び、加工方法によって風味が変わります。


コーヒーの加工法

  • フルウォッシュ(柑橘フルーツ系):果肉を取り除き乾燥

  • ハニー:果肉を少し残したまま乾燥

  • ナチュラル:チェリーのまま乾燥

  • アナエロビック:無酸素状態で発酵させて乾燥

その後、輸入された豆は焙煎され、皆さんが普段飲むコーヒー豆になります。


味の違いは何から生まれる?

  1. 生産地

  2. 品種(例:アラビカ種)

  3. 加工法

  4. 焙煎方法

    • ライトロースト:豆本来の風味がわかりやすく、高品質豆向き

    • 深煎り:豆本来の風味が消え、苦味が出やすくなる。ブランド向き


コーヒーのグレード

コーヒーは、COE(カップオブエクセレンス)において上記の10項目の採点基準で評価され、100点満点で採点されます。

スコア グレード
80点以上 スペシャリティ
76点以上 プレミアム
50点以上 コモンディディ
50点以下 ローグレード
カップ・オブ・エクセレンス(COE)とは

コーヒーの生産国でその年の最も優れたコーヒーを決める国際品評会です。

イベント体験

セミナーのメインイベントでは、加工方法の異なるルワンダ産スペシャリティグレードコーヒーをテイスティングし、どの加工法かを当てる体験を行いました。

結果はなんと全問正解!
各加工法の感想は以下の通りです。

  • フルウォッシュ:最もフルーティー

  • ハニー:馴染み深い味

  • ナチュラル:フルーティー

  • アナエロビック:独特の苦味が印象的


最後に

コーヒーの基礎知識を学んだ後にコーヒーショップに行くと、見る箇所が変わってきます。
この記事が皆さんのコーヒー生活に、新たな気づきをもたらすきっかけになれば幸いです。